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県内でもことしの春闘が大詰めを迎える中、連合沖縄は8日夜にこの春3度目となる総決起大会を開き、賃上げ要求を勝ち取ろうと気勢を上げました。

連合沖縄の第3次総決起大会には加盟組合のメンバーおよそ300人が参加し、仲村信正会長が「厳しい春闘の中でも成果を上げている組合もある。賃上げの抑え込みを跳ね返す取り組みを強化しよう」と訴えました。

ことしの春闘は経済情勢の悪化を理由に経営側が賃金を抑え込んだり、派遣労働者や契約社員の解雇を実施するなど、全国的にも厳しい状況です。

大会の後は国際通りをデモ行進し、賃上げこそ最大の景気回復であり、実質賃金を確保して安心な暮らしを実現すると同時に、労働者の使い捨てをやめさせようと訴えました。