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7日から沖縄を訪れている佐藤沖縄担当大臣は8日、沖縄市の泡瀬干潟を視察しました。佐藤大臣は8日午後、沖縄市の県総合運動公園内にある高台から埋め立て工事が進む泡瀬干潟を視察しました。

沖縄総合事務局の担当者は、埋め立て計画の経緯や現在の工事の進捗状況のほか、トカゲハゼやクビレミドロなど貴重な生き物に配慮しながら工事を進めていることなどについて説明しました。

佐藤大臣は「意外と進んでいるという印象を受けた。今度の裁判の問題で、県・市が控訴したという事実もあるので、県・市とよく相談をしていきながら、今後の対応を国としても一緒に考えていきたい」と述べ、先月に那覇地裁が県と市に対し支出の差し止めを命じた泡瀬干潟の埋め立て問題では、今後、県と市と調整する中で国の方針を検討していく考えを示しました。