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犯罪被害者が置かれている立場を理解し、支援の必要性について考えようというフォーラムが25日に那覇市で開かれました。これは11月25日から12月1日までが「犯罪被害者週間」にあたることから県警が開きました。

このなかで県被害者支援ゆいセンターの支援員・田中しのぶさんは性犯罪被害者の裁判に同行した際、ふるえが止まらなくなった被害者の手を握ってあげた経験を話し、被害者が孤立しないよう精一杯のケアを心がけたいと述べました。

また、12年前、暴行事件で二男を亡くした石垣市の富永広美さんは事件直後を振り返り、「ただ聞いてくれるだけでいい。必要なときに、必要なことを言ってくれるだけでいい。話しているうちに自分で気づくときがあります」と訴えていました。

フォーラムでは最後にそれぞれの専門家がつながりを持って被害者の支援にあたることが確認されました。