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アメリカ軍の航空機が墜落したことを想定した日米合同の図上での訓練が、8月21日に行われました。4年前の2004年8月に起きた沖縄国際大学へのヘリ墜落事故の後、県警など日本の関係機関はこれまでに3回、アメリカ空軍や海兵隊と墜落事故を想定した訓練を実施しています。

今回の訓練は海軍と初めての合同訓練で、日米双方の関係者およそ60人が参加、冒頭、アメリカ海軍のビスカラ大佐は「事故発生時の初動対応能力の向上を図ることは大切で、現場では日米の関係機関がコミュニケーションを迅速にとることが重要だ」とあいさつしました。

訓練は海軍のヘリコプターが陸上の民間地に墜落し、乗組員や民間人にけが人が出たとの想定で行われ、参加者は通報連絡など初動体制を確認しました。参加機関では、来年の年明けには実動訓練を行いたいと話しています。