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さて、今年の夏の甲子園は浦商の活躍で沸きましたね。

はい、そしてあの熱闘の影では、いくつものドラマが生まれていました。浦商旋風を振り返ります。

初戦の対飯塚戦、光ったのは伊波翔悟選手、山城一樹選手のバッテリー。相手のベンチの動きを読んだ二人は、試合の前半と後半で、配球をがらりと変えて飯塚打線を翻弄します

伊波選手「絶対勝つ!という気持ち、気迫を見せて、自分はバックを信じて投げたいです」

伊波選手は大会史上二人目となる三振なし、四死球なしでの完封勝利で2回戦に進出。

伊波選手がその怪腕を披露したのは、2回戦の千葉経済大付戦でした。

打っては、漢那修平選手や上地俊樹選手などが手堅く大胆な野球で、序盤に8点のリード。7回に千葉の猛反撃にあうも逃げ切ります。

大阪での浦商ナインは常に自然体。練習でも笑顔がいっぱいでした

レギュラーが練習している間、浦商の宿舎では、大見謝翔くんを中心とした3年生4人がデータ班として、対戦相手を綿密に分析していました。

このデータを元に、あのバッテリーの配球や相手投手の攻略法などが練られ、浦商の快進撃を支えていたのです。

ベスト8進出をかけた関東一高戦、足を使った機動力自慢のチーム対策は自慢の足封じでした。

エース伊波選手は、投球モーションに変化をつけて相手の盗塁のタイミングを外し、これに加えてキャッチャー山城選手の強肩が光りました。

準々決勝・慶応戦は、ヒーロー続出でした。

伊波選手に代わり先発した上地時正選手。2番手の島根博士選手ら二人のピッチャーも活躍。延長10回には上地選手がスクイズを決め、ベスト4へ名乗りをあげます。

17年ぶりの決勝進出をかけた浦商ナイン。この試合をテレビの前で見つめる一人の球児がいました。

春のセンバツ王者、沖縄尚学の東浜巨選手。県大会終了後、敗れた東浜選手がライバル伊波選手に託したのは、センバツのお守りでした。

東浜巨くん「自分たちに勝ったからには、甲子園で良い結果を残してもらいたいという思いがあったので」

試合は2回に浦商が先制するも、その裏、先発の島根選手が2点を奪われ、伊波選手がマウンドに上ります。

浦商の夏、伊波選手の夏が終わりました。

東浜巨くん「一番にお疲れさまって言いたいです。ここまで投げ抜いてきたというのは、投手としてはすごく尊敬できます」

熱闘を展開した浦商ナインは、きょうの午後8時過ぎに空路沖縄に帰ってきます。感動をありがとうございました。