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アダンの葉を使って沖縄の昔ながらの草履を作る体験学習教室が県立博物館美術館で開かれ30人の親子が挑戦しています。アダンは、海岸近くに多く自生していて、沖縄では昔から草履や帽子が作られていました。

20日開かれた体験学習教室には、親子連れなどおよそ30人が参加、講師を務めたのは波照間島出身で80歳の前盛弘吉さんです。

まず、材料の仕込みから始め乾燥して丸まったアダンの葉を切込みを入れた竹筒を使ってまっすぐにしていきます。その後、2本の麻紐を足の指に引っ掛けアダンの葉を編み込み方を習いましたが、編み目がとても複雑で参加者は悪戦苦闘。ボランティアの指導員に手取り足取り教わりながら一枚一枚慎重に編んでいました。