※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

小学校に牛がやってきました。酪農体験を通じて「食」と「いのち」について学ぶ取り組みで、その名も『わくわくモーモースクール』です。

この催しは酪農家と学校の先生たちでつくる『酪農教育ファーム推進委員会』が26日に開いたもので、沖縄では初開催。南風原小学校に乳牛と子牛、合わせて3頭がやってきました。

イベントには2年生124人が参加し、まずバター作りを体験。生クリームと牛乳の入った容器を一生懸命シェイクし、出来上がったバターをクラッカーにのせて満足そうに食べていました。

参加した子どもは「初めて作ったけど本当に固まって(バターになったので)びっくりした」と楽しそうに話していました。また乳絞り体験では、酪農家の人たちに教わりながら、おそるおそる牛のお乳を絞っていました。

主催者の一人で美花城牧場の大城清子さんは「『命』とか『心のぬくもり』、そういったものを子どもたちに伝えたい」と話していました。

このほか子どもたちは、大きな哺乳瓶で子牛にミルクを飲ませたり、聴診器を使って心臓の音を聴いたりと、牛の大きさに驚きながらもその体に触れていました。