※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

県の2008年度の当初予算は、後期高齢者への医療負担などの社会保障関係費が増えた事などにより、収支不足を基金の取り崩しで補う厳しい予算案となっています。

県は4日に庁議を開き、2008年度の予算案を決定しました。それによりますと、当初予算は5901億円で、2007年度の当初予算に比べて60億円のマイナスとなりました。

2008年度は生活保護援護費や後期高齢者医療負担金事業など、社会保障関係費が増えた事に加え、病院事業の資金不足への対応費などにより、387億円の収支不足となっています。

このため財政調整基金など4つの基金から、合わせて147億円を取り崩す厳しい案となっています。

また、主な新規事業は救急医療用ヘリコプター活用事業など30件です。この予算案は、13日に開会される県議会2月定例会に提案されます。