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辺野古への基地建設計画で、ケビン・メアアメリカ総領事が、「日米が合意した計画はそのまま進めるべきだ」と発言したことについて、仲井真知事は総領事が県民に向かって言う権限があるのかと批判しました。

これは1月30日、ケビン・メア総領事が名護市や県が求めている沖合い移動については議論の段階でなく、計画通り進められると発言したことを受け、2月1日の定例記者会見で仲井真知事が述べたものです。

仲井真知事は、「私は地元の意見を尊重してもらいたいと日本政府に申し上げているのであって、なぜアメリカの総領事が沖縄県民に向かってそいうことを言う権限があるのか不思議だ」と批判しました。

また、メア総領事が「沖合い移動は環境へも影響する」と暗に知事を批判したことについて、環境問題に十分配慮するのはどこの国も同じであり、それを否定するような印象を与える総領事の発言は、沖縄とアメリカの関係をめちゃくちゃにしかねないと危惧していると批判しました。