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金武町議会は18日臨時議会を開き伊芸区の至近距離にあるアメリカ軍の射撃訓練場の移設が予定より一年半も遅れることへの抗議決議と意見書を可決しました。

日米両政府は3年前に、金武町伊芸区から300メートルしか離れていない実弾射撃の訓練場を集落から離れた基地内の別の場所へことし3月までに移設することに合意しました。しかし、移設工事の為に陸軍が現在行っている訓練を停止する訳にはいかないという理由で今月初めになって来年10月まで移設を延期すると地元に伝えてきました。

これを受けて開かれた臨時議会では軍関係特別委員会の知名達也議員が『町民にさらなる苦痛を強要するもので断じて許せない』と提案理由を説明。訓練場の即時解体撤去と、アメリカ軍が新たに建設を予定している射撃場の建設計画を白紙に戻すよう求める意見書と抗議決議を全会一致で可決しました。