※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

名護市辺野古の基地建設に向け、国は独自の環境調査を進めていて、市民団体などは法の趣旨を逸脱したものと反発を強めています。

沖縄防衛局の調査は17日朝8時過ぎから、調査員を乗せた船6隻が海に出て、海底の生物や地質の調査を進めています。

本来、埋め立てに関しては環境アセスメント法に則って調査方法を決めて行う必要がありますが、今年4月から始まったこの調査は、現在審議中の環境アセスの「方法書」を無視した形で進められいます。

平和市民連絡会の平良夏芽共同代表は「このデータは海を守るために使われるのではなく、埋め立てる為のステップとして使われるだけですから」と話しています。

市民団体では地元と合意形成を図る環境アセスの目的を逸脱しているとして、抗議行動を続ける方針です。