※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

アメリカ軍は11月2日にF-15戦闘機がアメリカ本国で墜落事故を起こしたことを受け、嘉手納基地での飛行訓練を4日から停止しています。

嘉手納基地報道部によりますと、2日にアメリカ・ミズーリ州の空軍に所属するF-15戦闘機が墜落事故を起こし、操縦士1人が腕の骨を折る重傷を負ったということです。

事故原因についてアメリカ軍は『構造上の欠陥が起きた可能性がある』と発表していて、嘉手納基地のF-15、53機についても、事故原因の具体的な検査と分析を終えるまで訓練の停止措置を取るとしています。

これを受けて嘉手納基地を抱える沖縄市・嘉手納町・北谷町で作る3連協の野国昌春北谷町長は「F-15が欠陥機だと証明された」とコメントしていて、F-15部隊の撤去を求めていく方針です。

一方、3年前の2004年に沖縄国際大学に墜落した海兵隊のCH53Dの同型機は大型輸送機に載せられ、墜落以来初めて普天間基地に到着しました。大事故を起こしたヘリが訓練を再開する事になれば、市民の反発は避けられません。