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今日は、糸満の公設市場で花屋を営んでいる上原牛助さん、初子さんご夫妻。

戦後、食料品店を始めたお2人。一度、お店を子どもに任せ、仕事を離れたはずですが…。

初子さん「もう、お家にいたら大変だよ。身体が持たない。こっち来たら元気になる」

牛助さん「やっぱり家いるよりは、こっちのほうが楽しいですよ」

と、80歳過ぎてから花屋を始め、健康の秘訣は“働くこと”と、2人口をそろえて言います。

初子さん「(家族が)近くにて、支えられているからできているのよ。そうでなかったら続けてない」

お店の向かいは息子さんが、そしてすぐ横には娘さんが、それぞれお店を持ちながら家族ぐるみで二人を支えています。ところで牛助さん、夫婦円満の秘訣は?

牛助さん「もう毎日ケンカよ(笑)」

初子さん「ケンカはね、ハハハ…。人とはケンカできないから、おじいちゃんに当たるから…。他人とはケンカできないさ〜ね。自分の連れのだんなさんだから」

尻にしかれているようですが、牛助さん大丈夫ですか?

牛助さん「フフフ…やさしく、優しくしてくれるから。(初子さんは)百点満点だよ」

初子さん「口ではあらわさないけど、気持ちの中では感謝しているよ。おじいちゃんがいなかったらできないもの。ありがとうございます。いつもご苦労さん。朝起きして。自分はね朝起きできないから」

牛助さん「また、お互い様よ。ハハ…」

お互いをいたわりあい支えあう、市場の花のようなお2人に、幸せを分けてもらいました。