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大型で非常に強い台風15号が先島に近づいています。県内全域が4日夜から5日にかけては風速15メートル以上の強風域に入り八重山地方は6日には暴風域に入るおそれがあります。大型で非常に強い台風15号は午後3時現在、フィリピンの東の海上にあり1時間に15キロの速さで北西に進んでいます。中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルで、最大瞬間風速は65メートルに達しています。

石垣市では4日午前中からすでに強い風が吹いていて波もだいぶ高くなっています。台風は発達した雨雲を伴っているため先島地方は夜から1時間に50ミリを超える強い雨が降りそうです。一方、本島地方も5日昼から夕方にかけ強風域に入る見込みで那覇と周辺離島を結ぶ船の便は強風のため、殆どの便が欠航し影響が出ています。

この台風の影響で、週末に予定されていた那覇市の「民俗伝統芸能パレード」は13日に、「旗頭行列」と「大綱挽」は14日に延期になりました。