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8月に、レッドデータブックで最も絶滅の恐れが高いランクに格上げされたジュゴンが6日名護市大浦湾沖に姿を現しました。午前7時ごろ名護市大浦湾の東側に1頭のジュゴンがゆったりと泳ぐ様子が確認されました。天然記念物のジュゴンは現在、沖縄本島の北部海域にしか生息しておらず個体数も50頭に満たないため、環境省は8月3日レッドデータブックの最も絶滅の恐れが高いランク「1A類」に指定しました。

この海域では4月から海上基地建設の調査が進められていて6日は朝5時半から音波探査機2基が海底に設置されました。連日、海上で抗議行動を展開している人たちは「環境アセスメントの方法書の縦覧と、その後にするべき調査が同時に進められているのは全く異常だ」と反発しています。

そんな中名護市辺野古の海を守り東村高江へのヘリパットの建設に抗議する座り込みが朝から県庁前の広場で始まりました。市民グループの代表は『出来高払いの交付金制度を作り基地を抱える自治体をお金でゆするようなやり方は断じて許せない』と訴えました。座り込みは7日までで基地建設反対の署名の他、環境アセスの方法書への意見書の記入を呼びかけます。