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9月は、障害者雇用支援月間です。身体に障害を持った人の雇用や就労支援のあり方を考えるフォーラムが開かれ、企業や学識経験者と障害者が、ともに意見を述べ合いました。このフォーラムは障害者への理解を深め、企業の障害者雇用を促進することを目的に毎年開かれています。

基調講演で大手企業で人事採用を担当している、箕輪優子さんは「仕事が出来ないのを障害のせいにするのではなく、仕事を理解できるように説明する力を企業側も真摯に身につけるべき」と指摘しました。また、幼い頃の事故で知的障害を抱えながら数々の困難を克服して企業に就職した城間昭守さんは、「障害が原因で学校や友だちには馴染めなかったが就職が大きな自信となり精神的にも充実し積極的な毎日を送っている」と障害者雇用の機会が増えることを願うと訴えました。支援月間中は各地でさまざまな事業があり9月20日には障害者を対象にした就職面接会があります。