※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

沖縄戦当時、集団自決の「軍命」を削除する教科書検定問題で、仲井真知事は現時点で県民大会の開催には消極的な姿勢を示しました。

27日の定例記者会見で仲井真知事は「審議会の変更理由にはまだ納得できない」としながらも、「記述を変更させる、元に戻させるという点で、県民大会がもっとも適切な方法かどうかは考えさせて下さい」と述べ、県民大会の開催に消極的な姿勢を見せました。

また仲井真知事は、各市町村や県議会、県などの国への申し入れで「県民感情は国に伝わっている」という認識も示しました。

検定結果に抗議する県民大会は学識者や婦人連合会などが準備委員会を組織し、9月の開催を県議会に要請していますが、仲井真知事の問題に対する認識があらたな波紋をよびそうです。