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プロ野球千葉ロッテマリーンズが2008年の春季キャンプを石垣市で行うことを発表しました。これは、28日に球団側と石垣市の大浜長照市長が市内で記者会見して明らかにしたものです。会見で大浜市長は、「やっと願いが実現できて市民一同心から喜び、感激している」と満面の笑みを浮かべました。また、千葉ロッテマリーンズの瀬戸山隆三球団社長は、「石垣市でキャンプを張ることで、チームが強くなれる」と述べ、石垣キャンプスタートに向け意欲を見せました。

千葉ロッテの1軍の春季キャンプは2008年2月1日から20日間の日程で行われ、選手やスタッフ約90人が参加します。千葉ロッテに対しては、2006年に甲子園で活躍した八重山商工高校出身の大嶺祐太投手が同じ年の11月に入団してから、市や市民の有志たちが石垣キャンプの誘致活動を行っていました。

八重山商工の伊志嶺吉盛監督は、「(プロ野球選手が)ここに来て野球をするということは、子どもたちにとってものすごく刺激になる」と歓迎し、地元の野球少年たちも「嬉しい」「大嶺投手のピッチングを間近で見たい」と楽しみにしていました。市では、今後、球場をはじめ受け入れ体制の整備に大忙しとなりそうです。