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5月25日、嘉手納基地で航空機燃料が漏れ出す事故が起きていたにも関わらず県や関係自治体には1週間も遅れて通報されていたことがわかりました。那覇防衛施設局によりますと航空機燃料が流出したのは5月25日午後8時半頃で嘉手納基地のタンクのシステムが正常に作動せず、8740リットルが流れ出ましたが、その際、基地の外への流出はなかったということです。

一方、この事故に関して施設局から県や嘉手納、北谷、沖縄市に報告されたのは事故から1週間経った6月1日でした。このため、施設局はアメリカ軍に対し再発防止と事故が起きた場合、速やかに通報するよう口頭で申し入れました。通報が遅れたことについて県基地対策課では「事故の原因も明らかにされていない上どういう経過で遅れたかなど事実を確認して対応を考えたい」と話しています。