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7月の参議院選挙に向け、野党3党は前の参議院議員で社大党副委員長の糸数慶子さんの擁立を決め、9日、政策協定を締結しました。

那覇市内で行われた政策協定の調印式では、まず糸数さんと社民、民主の代表が協定書に調印。続いて糸数さんと共産の代表が協定書にサインしました。

調印後の記者会見で、糸数さんは「平和の島沖縄としての位置付け、何と言ってもやはり憲法を守っていく、そのことを重要視した大きな戦いになると思う」と決意を新たにしました。

糸数さんは政策の柱として真っ先に憲法改正に反対することを上げ、平和外交や普天間基地の早期閉鎖、観光や農業を振興して自立経済を目指すとしています。

今回の選挙は野党3党とブリッジ共闘方式で戦うことにしていて、19日に正式に出馬を表明し、選挙態勢を立ち上げることにしています。

夏の参議院選挙に向け、政党そうぞうは9日、県議会議員で党代表代行の呉屋宏さんを参院選比例代表に擁立することを決定。呉屋さんも出馬の意志を固めました。

9日午前に開かれた政党そうぞうの臨時役員会では、衆議院議員で党代表の下地幹郎さんが、国会内で国民新党と院内会派を組んだ経過を報告。その上で沖縄の声を発信するため、そうぞうとして呉屋さんを比例代表に擁立することを正式に決定しました。

このあと記者会見を開いた呉屋さんは「一緒に改革を目指してきた仲間が出てほしいということについて、重きを置いて検討しなければいけないと思っている。当然(出馬に)前向きになることは確か」と述べました。

呉屋さんは明日10日にも正式に出馬要請を受諾する見通しで、その場合、そうぞうを離党して国民新党から比例代表に挑むことになります。