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開学準備が進められている科学技術大学院大学の建設をめぐり、沖縄担当大臣当時から設立準備に関わってきた尾身財務大臣が工事を受注した県内企業から多額の献金を受け取っていたことがわかりました。

これは、きょうの衆議院予算委員会で民主党の馬渕議員が質問したもので、馬渕議員は「尾身財務大臣が沖縄担当大臣当時、多額の政治献金を國場組から受けていた事実があるが、現在おこなわれている入札工事の8割が国場組によって落札されている」と指摘。さらに、財務大臣に就任してからは出席していないはずの設立運営委員会とも連絡を取り合っている事実があるとして、工事をめぐっての企業との癒着など不正な事実があったのではないかと関係を質しました。

これに対し尾身財務大臣は「個々の工事の詳細については一切知らない」と答えています。

国場組では「献金は後援会の一員としての適正なもので、入札も正式な手続きを経ている。国会で社名が出たことは不本意で遺憾」とコメントしています。