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土俵の上の挌闘技で、日本の国技、相撲。

男性のスポーツというイメージが強いのですが、県内には女の子ながら、向かうところ敵なしのチャンピオンとして大会連覇に挑む横綱がいました。

県内相撲界の今年最初の大会「琴椿杯」には、小学生から一般まで、合わせて100人近くの力士が出場!

大会は高校生や一般の迫力ある相撲もさることながら、小学生のちびっ子相撲のファンも多く、昨日は大雨洪水警報が出る土砂降りの雨にも関わらず、大勢の観客も集まって熱い声援が送られた。

2010年、沖縄インターハイの主役となる中学生の部では、大器として注目が集まる身長175センチの中学2年生、山本浩太選手が、ライバル・伊江中の内間俊喜選手と決勝対決!

手に汗握る白熱の大一番は、上手投げで山本選手が優勝した!

浦添中学2年・山本浩太選手「危ない場面もあったんですけど、落ち着いて集中して自分の相撲がとれたことが勝ちに繋がったんじゃないかと思ってます」

雨にも負けず、風にも負けない、熱の入った取り組みが目白押しだった昨日、この大会の連覇に挑んだ女の子がいた!

山城そらのちゃん、去年の琴椿杯、最年少の小学1年生の部に出場し、並み居る男の子を次々と土俵の外に放り投げ、見事優勝を勝ち取った女横綱だ!

そらのちゃんが住んでいるのは本部港から船で30分。雄雄しくそびえる「たっちゅう」こと、「城山」がシンボルの伊江島。

人口5000人余りの小さな島は相撲が盛んなことでも有名だが、今では少子化で以前の半分しか相撲を取る子がいなくなった。大会5日前のこの日、伊江中学校では中学生と島内にある二つ小学校の子どもたちが合同練習を行った。30人余りの男の子の中にあって、そらのちゃんは、たった一人の女の子だ。

山城そらのちゃん「立あいとかするのがおもしろいです」「(Q:男の子を倒した時の気持ちは?)やったーって感じです」

そらのちゃんの父・山城勇さん「本人もお兄ちゃんがやってるのを見て、保育園の頃から相撲する言ってました。幼稚園生になると1年生と一緒に試合ができるっていうんで、本人はもう保育園の頃から夢は相撲選手って言ってましたで」

体を使って前に出る相撲が持ち味のそらのちゃん。持ち前の素質もあって、今では上級生がちょうど良い練習相手。大会連覇への意気込みを語った。

山城そらのちゃん「押し出しで最後まで押して勝ちたい」「全員に勝って優勝したいです」

将来は柔道選手になることが今の夢だというそらのちゃんだが、土俵を離れると普通の小学2年生。お父さん手作りの晩御飯、カレーライスをペロリと平らげた。果たして、そらのちゃんの連覇の行方は・・・。

小学2年生の部には県内から13人が出場。シードされたそらのちゃんは、2回戦、力相撲で勝ち上がる。続く準決勝では、2年生の部にもう一人出場していた女の子と対戦。対戦相手の座波さんは小さい体ながら小技が上手い選手。立会いにやや苦しんだものの、きっちり寄りきりで退けて、準決勝へ!

一方、決勝戦に名乗りを挙げたもう一人は、同じ伊江島の島袋紫音君。準決勝では優勝候補を豪快に上手投げで破り、勢いに乗る!

そして迎えた決勝戦。

いかに強豪といえど、女横綱、そらのちゃんの前では力及ばず、完璧な押し出しでそらのちゃんが勝って大会2連覇を達成した!

山城そらのちゃん(西小)「ちょっと強かったです」

憧れの女子プロと同じ舞台で戦いたい!そんな夢を抱いた女性たちの2日間の戦いが火蓋を切りました。ダイキンオーキッドアマチュアゴルフ選手権です。

3月のダイキン本戦出場をかけ、二日間の熱戦が始まった大会には、下は小学生5年から最高齢は72才までの210人が出場。一足早い、艶やかな女性の戦いが繰り広げられています。選手らは、一打一打に気持を込めてプレー。

中でも、圧巻だったのは、ダイキン出場経験を持つ金井智子選手!

9番ホール、パー4でのセカンドショットでした。豪快な第2打は放物線を描きながらグリーンへ、そしてボールは吸い込まれるように、そのままカップイン!スーパーイーグルも飛び出しました。

今日の結果、30位タイまでが明日の最終日に残り、明日の結果で上位4人の選手が3月2日に開幕するダイキンオーキッドへの出場権を獲得します。