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北部訓練場の一部返還に伴い、東村高江に新たに6箇所のヘリパッドを作ることに反対している区民らが、22日那覇防衛施設局に建設の中止と地元と話し合いを持つよう求めました。

北部訓練場の一部の返還については10年前のSACOの最終報告でヘリパッドの移設が条件になっていましたが、建設予定地が高江の集落から近いもので400メートルと接近しているため、区では建設反対の決議をしています。

防衛施設局を訪れたのは高江区の住民らで「現在すでにヘリの騒音で苦しんでいるのに、さらに高江の周りにヘリパッドを作るのか理解できない」と建設中止を求めました。

現在環境アセスの手続きが進み着工が目前ですが、ヘリパッド建設で住民がどんな影響を受けるかなどの説明会は開かれていません。このため高江区民はこのまま強行すれば阻止行動も辞さないとして、県にも同じ要請をしています。