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埋め立て事業などを経営する市町村の地方公営企業の昨年度の収支決算で、8つの市町村が赤字となり、このままいくと企業でいう倒産の事態に直面するという指摘が出ています。

県企画部によりますと2005年度に市町村の公営企業が行った事業は、あわせて119事業で、収支決算で8つの市町村が赤字です。

中でも宮古島市は平良港に隣接する埋め立て地の売却が進まず、およそ30億6000万円の赤字となったほか、公共下水道への接続率が悪く、9億7600万円あまりの赤字を出しています。このほか、渡嘉敷などが村営の船舶の乗船客が減少して赤字。また今帰仁などで簡易水道事業、本部町で上水道事業が赤字となりました。

県は、このままいくと市町村自体が赤字団体に転落すると指摘し、経営安定化を図るため助言する方針です。