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きのうから沖縄を訪れている高市早苗沖縄担当大臣は普天間基地を視察し、一日も早く移設するべきだと語りました。

高市大臣は、きょう午後那覇防衛施設局の案内で宜野湾市の嘉数高台から普天間基地を視察し、基地の概要や返還後の跡地利用計画について説明を受けました。

高市早苗沖縄担当大臣「住居地、学校、病院の近くにあり、それはもう心配だと思います。やっぱり一日も早く移設するということです」

一方、普天間基地の移設で稲嶺知事は高市大臣との面談で、政府が示した辺野古沿岸へのV字滑走路案は沖縄として認められないとの見解を改めて伝えました。

記者会見で大臣は、地元の意見を十分に聞いて、防衛庁との橋渡し役をしたいと語る一方で、北部振興策は移設問題と切り離して考えることはできないと述べ、基地受け入れと振興策はリンクするとの考えを明確に示しました。