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先月、国指定の重要無形文化財、いわゆる人間国宝に認定された組踊立方の宮城能鳳さんの祝賀会が昨夜開かれました。那覇市のホテルで開かれた祝賀会には、芸能関係者をはじめ、弟子などおよそ300人がつめ掛けました。

会では県の牧野副知事が「認定は県民に誇りと自信を与え、沖縄芸能に大きな励みとなります」との稲嶺知事の祝辞を読み上げ、組踊の発展と後継者の育成に徹した宮城さんの業績を讃えました。

芸能の分野で、5人目の認定となった宮城さんにお祝いの言葉を掛けようと会場には長い列ができ、宮城さんは終始にこやかな表情で祝福を受けていました。

宮城さんは、「今後も芸の精進に励んでいきたい」と決意を新たにしていました。