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合併に伴う特例措置でマンモス議会となっていた、うるま市議会の議員選挙がきのう行われました。財政難の中、市民は議員の今後の活動に注目しています。

去年3月、4市町が合併して誕生したうるま市。しかし、議会は合併に伴う在任特例の権利を行使し、4市町の議員86人のマンモス議会となっていました。この間、議会の解散を求める市民運動が起き、マンモス議会に反対して議員2人が辞職しましたが、それでもこの1年7カ月間、マンモス議会は続きました。

市民「多いですね。もう税金の無駄遣いですよ」「議員数があまり多くて予算の使いすぎ」「税金は皆一生懸命働いたお金なんです。それを無駄に使わずに有効に」

在任特例が任期満了になったことできのう投票が行われ、定数34人に対し、58人が立候補、激しい選挙戦が繰り広げられました。このうち議会の解散を求めて辞職した照屋大河さん。今回、多くの支持を受けて上位当選を果たしました。

議会解散を求め議員辞職し、今選挙で当選した照屋大河さん「86人、1年7カ月というのは多すぎるし、市民に対して理解を得られるものとは思っていません。私たち議員が先頭に立てるような議会活動が求められているんじゃないかと感じています」

市議会は86人から34人へと削減されましたが、それでも市民から、財政状況を考えれば34人が適正な定数なのかとの指摘もあり、財政状況に合わせた議員定数のあり方など、これからの議員の議会活動が注目されています。