※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

普天間基地の移設先となっているキャンプ・シュワブでの文化財調査について名護市の教育委員会は今後、試掘や住民からの聞き取り調査を積極的に行う計画を明らかにしました。これはきょうの名護市議会の一般質問で議員の質問に市の教育委員会側が答弁したものです。

答弁では那覇防衛施設局が普天間代替施設の建設に向けた測量調査や環境影響評価の準備を進めていることを明らかにしました。そして名護市の教育委員会としては埋蔵文化財を保護するため代替施設の建設予定地とその周辺に集落がなかったかどうか、周辺住民から聞き取り調査を進めるとともに、現場に生えている木を伐採する前に試掘調査をすることも明らかにしました。

文化財調査を巡っては基地建設を前提とした調査に反対する市民団体の代表が逮捕される事件も起きていて、議会では今後さらに論争が予想されます。