※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

国体で頑張る県勢の活躍をお伝えする「のじぎく兵庫国体リポート」。兵庫から、きょうの県勢の結果を伝えてもらいす。

棚原記者「きょうは、すごいことが起きました!沖縄県勢初の快進撃です!さっそくどうぞ!」

山城宏幸監督「とにかく自分たちのサッカーをするだけだと思っています」

61回を数える国体の歴史の中で、県勢史上初の準決勝に勝ち上がった赤のユニフォーム、少年男子サッカー!

代表チームは去年の8月という早い段階から元日本代表の加藤久コーチも加わり選手を育成!そして、激戦の九州ブロック大会を勝ち上がり、九州代表としてこの本国体へ出場した、強者たちだったのです。

試合は沖縄の持ち味である守りから、素早い攻撃に転ずる形が光りました。前半9分!パスを受けた11番FWの渡嘉敷選手がドリブルで一人かわし、さらに飛び出してきた相手キーパーもかわして左サイドから鮮やかに先制のゴール!これに勢いづいたチームは続く13分。ペナルティエリア内で、相手のファールを誘いフリーキックのチャンスを得ると7番宮里選手は、これをきっちり決め、2対0で沖縄が勝ちました。県勢史上初の快進撃は、ついに明日の決勝戦を迎えることになりました。

渡嘉敷優斗選手「(明日は)初めて決勝戦という大きな舞台に立てるので、楽しみたいです」

加藤 久コーチ「(試合の後)“もう一つ上りの階段(決勝戦)がある。ここで止まるか上るかはお前たち次第だ”と言ったら“上る(優勝したい)”と言っていました」

明日の決勝進出をかけた、負けられない戦いがここにもありました。

自転車競技では、去年のスプリント決勝で惜しくも敗れた成年男子の屋良朝春選手が挑みました!来年の大学卒業後プロ入りも視野に入っている屋良選手は、今年が最後の国体となることも考えられ、その走りに注目が集まりました。ぶっちぎりのレースを見せた屋良選手でしたが、続く準決勝でまさかの敗北。雪辱を晴らせず無念の涙です。

しかし、この他、成年男子の普久原選手や、少年男子の内間選手が見事、決勝に進出!自転車競技も明日、日本一の頂点を目指します!

明日の国体前半のクライマックスは大きなドラマが生まれそうです。少年サッカーの明日の対戦相手は、千葉県。何とその千葉には、沖縄出身の選手もいます。その話題はまた、明日!以上国体リポートでした。