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政府は、アメリカ軍の迎撃ミサイルパトリオットを嘉手納基地に配備し年内に運用を始める計画を公表しました。

防衛庁などの発表によりますと、パトリオットは嘉手納基地と嘉手納弾薬庫に配備され、その要員としてアメリカテキサス州の陸軍基地から600人の兵士とその家族合わせて1500人が、新たに沖縄に移駐します。

来月1日以降、兵士が数百人単位で沖縄入りし、年内には一部運用を始める計画です。また、ミサイルは弾道ミサイルを迎撃する最新鋭のPAC3だけでなく、侵入した航空機を撃ち落すPAC2も配備し、あわせて24基と見られます。

これを受け、防衛施設庁の北原長官がけさ稲嶺知事に説明しました。北原長官はミサイルは『純粋に防御のためのもの』と説明し理解を求めましたが、稲嶺知事は、『誠に遺憾だ』と、配備に反対する意思を伝えました。

県庁にはミサイル配備に抗議する市民団体がつめかけ、騒然としました。