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一方、この台風４号などの影響で沖縄本島地方でも潮位が上昇する現象が起き、沿岸の歩道が冠水するなどの被害が出ています。
実近記者「現在午前８時20分です。ここは普段は普通に歩くことができる歩道ですが、現在はご覧のように次々と波が押し寄せて歩道の上だけでも水深が10センチほどになっています」
気象台によりますと、例年夏は海水の温度が上昇して膨張するため、潮位が高い状態が続きます。現在、本島近海には暖かい海水が流れ込んでいるほか、台風４号の影響で上空の気圧が低いために異常に潮位が上昇したということです。
那覇市では午前８時７分の満潮時に通常よりも20センチ以上高い、132センチの潮位を観測しました。
明日にかけて潮位の高い状態は続くと見られていて、気象台では引き続き高潮注意報を出して、注意を呼びかけています。