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海のレジャーに関わる全ての事業者が対象です。マリンレジャー中の水難事故に備えようと、事業者を対象にした安全講習会が本島近海の海上で行われました。

「チービシ沖でダイバー行方不明情報です」

この講習会はダイビングのほか、シーカヤックやジェットスキーなど県内でマリンレジャーに関わる全ての事業者を対象に海上保安庁と琉球水難会が初めて実施したもので、63人が参加しました。講習会ではレスキュー隊員が、ヘリコプターで救助される際の救命器具の使い方について説明し、参加者たちは、一人づつ実際に巡視船のクレーンを使って吊り上げられ、万が一の際の要領を確認しました。

講習会ではこのほか、信号弾や、発炎筒の使い方を確認したり、ヘリコプターで救助される際の「ダウンウォッシュ」と言われる強い風圧を体験する講習が行われました。マリンレジャーは年々多様化していて、事故も相次いでいることから、11管区では今後も幅広い事業者を対象にした講習会を実施する方針です。