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那覇国際対美里。那覇国際21人の3年生の中で唯一、登録メンバーから外れた選手が精一杯、仲間と一緒に最後の夏に挑みました。

出場63校が入場行進した開会式。最後の夏に、プラカードを持つ野球部員、那覇国際高校、下地成皓君。

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下地成皓君「こういう形で最後の夏を迎えるというのは全然思っていなくて、でも、そこはちゃんと割り切っているので。」

ケガのため、選手の道を断念。これまで男子マネージャーとしてチームを支えてきました。最後の夏のグラウンドは試合前の7分間のノック。

下地成皓君「夏はお前がここで打てと(監督に)言われていたので、その準備はずっとしてきて。」

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那覇国際の初戦の相手は強豪美里。初回、立ち上がりのミスを突かれ、3点を失います。

一方、那覇国際もそのウラ、美里のエース諸見里の立ち上がりを突いて、得点のチャンスをつかみますが、美里の固い守備に阻まれます。

下地成皓君「自分の高校野球の最後の夏は、3年生と2年生のメンバーに全て託して」

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5回追加点を許した那覇国際、バッターは8番代打山本。しかし、美里の諸見里の前に那覇国際、その後が続きません。

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下地成皓君「最後の最後でこうやってマネージャーとしてでも残れたことは俺の宝物。ありがとう。」