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夏の高校野球沖縄大会が開幕。きのう1回戦に挑んだ中部農林には3年間高校野球をやり抜いた女子部員の姿がありました。去年の夏の覇者、浦添商業の試合と合わせてどうぞ!

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部員とマネージャーを合わせた人数、背番号24を背負ってスタンドから応援するのは、中部農林・大城明里さん。

高野連の規定でベンチ入りは出来ない女子部員の明里さんために、試合前始球式が行われました。

大城明里さん「今までの気持ちを込めて」

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夏のグラウンドでの最初で最後の1球に気持ちを込めました。

グラウンドに立つ中部農林の選手の中には、その明里さんに支えられた選手がいました。背番号4番、3年生の喜名大河選手。開幕直前に足を負傷しました。

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喜名大河二塁手「怪我してどうせ(試合に)出られないなら、スタンドで応援するということを言いました。」

夏のグラウンドを諦めかけた喜名に声をかけたのが明里さんでした。

大城明里さん「ベンチに入れるんだから、ベンチに入って自分の分も頑張ってきてほしい、と言って」

グラウンドに立てる嬉しさを改めて教えられた喜名は、ファーストコーチャーとして自分の出来ることに全力を尽くしました。

明里さんの見つめる夏。その前で中部農林ナインは、強豪校・興南を相手に意地を見せます。しかし・・・

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大城明里さん「男女関係なく、自分に接してくれたので、本当にこのメンバーで良かったなと思いました。とても楽しい試合でした。」

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宜野湾球場第3試合には、去年の夏の覇者・浦添商業が登場。大事な初戦、マウンドには春は怪我で投げられなかったエース、金城仁カ(きみか)。

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金城仁カ投手「この夏は自分がチームの勝利に貢献できるように。」

去年、夏の甲子園のマウンドを経験している金城。終盤8回、1点を返されたものの気迫の投球。

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2年連続で夏の聖地へ。浦商が第1歩を踏み出しました!