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高校で春の甲子園の頂点、大学では東都リーグの頂点に立ち、そしてプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクから1位指名を受けた郷土のヒーロー・東浜巨投手がきょう、母校の沖縄尚学で人生初の先生に挑戦しました。巨先生の初登板はうまくいったのでしょうか?

「起立!気を付け!礼!お願いします」

「現代社会」の授業で母校の教壇に立った東浜巨投手、いえいえ、きょうは東浜先生。ボールをチョークに持ち替え、やや勝手が違う環境に自然と汗も流れ、かなり緊張した様子でした。

東浜巨投手「いつも野球をしている立場からきょうは教師という立場になって、さすがに緊張しました」

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ところで、この教育実習、ソフトバンクからドラフト1位指名を受け、プロの道が決まりながらも、大学の授業の集大成として「どうしてもやりたい」と東浜投手の強い希望で実現したもの。

そんな東浜さんを厳しい目で見つめるのは指導教官であり、高校時代の野球部監督だった比嘉公也先生。

生徒「東浜さんにオーラがあってすごかった」「高校3年生として、甲子園で優勝したピッチャーの東浜さんを見て、今、プロとなった新しい東浜さんを見てオーラというか貫禄が違うな~って感じ」「わかりやすくて、また受けたいなと思いました」「すごいかっこ良くて、顔も小っちゃくて、すごいと思いました」

東浜投手「いや、もう檀上に上がると頭が真っ白になって最初何を言っているのかわからなかったです。自分の体験談も話しながら、きょうはなかなか硬い授業だったと思うので、これからは自分が言いたいこととか経験したことを間に入れながらやっていけたらなと思います」

きょうから4日間、教壇での実習で教育実習の日程が終了。その後、来月初め頃にはソフトバンクへの入団発表などが予定されていると言うことです。