
琉球大学などの研究チームが働きアリが口移しでエサを与える際に情報を伝えていることを世界で初めて明らかにしました。
これは琉球大学の林正幸研究員らのチームが明らかにしたものでアリが口移しをする際に、共生関係にあるアブラムシとそうでないアブラムシとの情報を共有しているというものです。
6年間の研究によってこの事実を、世界で初めて明らかにした林研究員は、「今後はアリ同士でどのような情報が伝わっているのか、口移しの際に何が起こっているのか明らかにしたい」と意欲を示しています。
ヒアリ研究で知られる琉大の辻和希教授は、「今回の研究成果はヒアリの防除、駆除にも応用できる可能性がある」と話していました。