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営業譲渡の決まった琉球バスの労働組合は、きょう譲渡先に名乗りを上げている2社のうち、組合の推す県内企業を選択するよう会社側に要請しました。

琉球バスの譲渡先として、県内のタクシー会社沖東交通と那覇バスを運営する県外資本の第一交通の2社が上がっていて、きょう午後にも営業譲渡先を那覇地裁へ申請する予定です。

組合側は、沖東交通が全従業員の継続雇用などを明確にしていることなどからきょう、会社側に沖東交通を選択するよう求めました。これに対して長浜社長は「自分には決定権はない」と現在の立場を繰り返し説明したということです。

組合によりますと、会社側は譲渡面で条件のいい第一交通に営業譲渡するとみていて、雇用を守るという面から組合では、沖東交通への営業譲渡を県や沖縄労働局などにも働きかけをしています。