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今年で36回目を迎えた5・15平和行進が19日、最終日を迎え、宜野湾市では、雨の降る中、参加者による県民大会が開かれました。

全国各地から集まった参加者は、この3日間、沖縄本島内を3つのコースに別れて沖縄の基地の現状を見つめながら行進を続けました。

最終日の19日午後、全コースの参加者およそ3500人が宜野湾海浜公園で合流し、激しい雨の降る中、「平和とくらしを守る県民大会」が開かれました。

沖縄から参加した男性は「その思いを忘れないために、子供たちにも平和というものを伝えていきたいなと思います」と話し、三重県から参加した女性は「沖縄の皆さんの気持ちを思えば、この雨は、文字通り『なんくるないさぁ』のものだと思います」と話ていました。

大会では、普天間基地の辺野古移設など日米両政府が進めるアメリカ軍基地の再編に反対し、日米地位協定の抜本的な改正などを求める大会宣言を採択しました。