23日夜、那覇から佐賀県に向かっていた全日空機が離陸後のエンジントラブルで那覇空港に引き返し緊急着陸しました。乗客・乗員は、脱出用のスライドで避難し、3人が軽いけがをしました。
機内の様子「荷物を持たないで!」
こちらは、乗客が撮影した着陸後の機内の様子です。キャビンアテンダントが「荷物を持たないで」と繰り返し呼びかけるなど、緊迫した状況が確認できます。
また、機体の外では乗客に避難を呼びかける様子も。機内の外の様子「炎は見えません。落ち着いて降りてください。こちら空港情報です」
全日空や那覇空港事務所によりますと、23日午後9時ごろに那覇を出発した佐賀行き全日空1502便で、離陸後、右エンジンのオイル温度が上昇していることが確認されました。このため機体は、那覇空港へと引き返し、午後10時5分に緊急着陸したということです。
この便には、幼児4人を含む乗客・乗員158人が乗っていて、着陸後、脱出用のスライドを使って機体から避難した際、3人が軽いけがをしました。
乗客「右のエンジンがガタガタガタって(音がして)、何かおかしいなと思っていて、それがずっと音が鳴り止まず、原因を精査していますってところでそれもずっと収まらず何か変だなと思った」
乗客「着陸してみんな安心したと思ったら、緊急脱出が案内されて、さらにパニックになって、こっちもみんな守るために走って逃げて」
乗客「生きて帰ってくれて良かったなというのがあります。本当途中生きた心地がしていない時があったので」
国交省は今回のトラブルを重大インシデントに認定し、運輸安全委員会の事故調査官を25日午前にも派遣するとのことです。
この便は、那覇から福岡へ向かう予定でしたが機材整備に伴う遅延で福岡空港の運用時間、午後10時を超えての到着の見込みだったことから急遽、佐賀空港へと行き先が変更されていました。
