続いてはハンドボールです。女子のラティーダ琉球と男子の琉球コラソンが新たな体制で来月からのシーズンに挑みます。ラティーダは新監督を、コラソンは県出身の元日本代表を迎えています。それぞれに加わった新たな力と開幕に向けた思いを取材しました。
若さと勢いを武器に日本最高峰のリーグHを戦うザ・テラスホテルズ〝ラティーダ琉球〟
昨シーズンは20試合を戦い8勝1分け11敗。11チーム中7位でクラブ初のプレーオフ進出には届きませんでした。
その悔しさを胸に迎える新たなシーズン。チームは先日、新たな体制を発表しました。
新たに指揮を執るのは沖縄市出身で女子ハンドボール界のパイオニア比嘉晴美(ひが・はるみ)監督です。
ラティーダ琉球 比嘉晴美監督「生まれ育った沖縄で」「トップチームの指揮を執れるのは大変光栄なこと」「同時に強い使命感を抱いている」
比嘉監督が掲げるのはアグレッシブで力強いハンドボール。接戦の終盤、攻守の切り替え、速攻など。競った展開を勝ち切るために選手たちに求めることは1つひとつの〝プレーへのこだわり〟です。
ラティーダ琉球 比嘉晴美監督「1つひとつの点数を取りこぼさない」「相手のミスを点数に変えていく」「そういったところを日々の練習から積み上げていく」「そうすることによって」「競った試合を取ることができると感じている」
キャプテンを務めるのは長谷川真子(はせがわ・まこ)選手。言葉だけでなくプレーでもチームを引っ張り、プレーオフ進出を目指すと決意を語りました。
ラティーダ琉球 長谷川真子キャプテン「年代が近いこともあって先輩・後輩関係なく」「仲良くしゃべれるところは自分たちのチーム力の強み」「(それを)ゲームで生かしながら明るさを武器に戦っていきたい」
そして今年も攻撃の中心として期待されるのが、昨シーズンのリーグ得点王に輝いた喜納歩菜(きな・あゆな)選手です。
ラティーダ琉球 喜納歩菜選手「(昨シーズンは)みなさんのおかげで」「あのような名誉ある賞をいただけたが」「チームとして何か目標を達成できたわけではない」「(今シーズンは)みんなでプレーオフに行くことを目標に」「頑張りたい」
ラティーダ琉球 喜納歩菜選手「私の生まれ育った沖縄で」「いい結果で恩返しできるように頑張っていくので」「ぜひ会場でお待ちしています」「これからも応援よろしくお願いします」
比嘉新監督のもと、1人ひとりの力を結集し、悲願のプレーオフ進出へ。そしてその先にある日本一を目指します。
一方、男子の琉球コラソンもシーズンに向けて準備を進めています。26試合を戦い5勝1分け20敗。14チーム中12位に終わった昨シーズン。
巻き返しを図るチームが新たな戦力として獲得したのは沖縄が生んだ実力者です。
琉球コラソン 東長濱秀希選手「興南高校を卒業して約20年ぶりに」「地元・琉球コラソンのチームでプレーできることを大変うれしく思う」
浦添市出身の38歳。元日本代表・東長濱秀希選手です。
身長186センチ。左利きのライトバックで、興南高校時代は春の全国選抜・夏のインターハイ・秋の国体を制し、高校3冠を達成。
これまで県外の強豪チームで経験を積み、2017年には最優秀選手賞にも輝き日本を代表する選手として活躍してきました。
その東長濱選手を高校時代に指導したのがコラソンの黒島宣昭監督です。
琉球コラソン 黒島宣昭監督「全日本でもリーグでも素晴らしい活躍をした選手」「彼の経験が若い選手に与える影響は非常に大きい」
琉球コラソン 東長濱秀希選手「一番は経験値というのをチームに伝えられたらいい」「ベテラン・中堅・若い選手のいいところをかけ合わせて」「新しい琉球コラソンを作っていければ」
琉球コラソンは来月12日の開幕戦で大同フェニックス東海と対戦。ホーム開幕戦は来月17日、豊見城市民体育館で堺リエゾンを迎えます。
沖縄のハンドボール界を背負う2つのチームが新たなシーズンに挑みます。新たな力をどのように結果へつなげていくのか、それぞれの戦いに注目です。
男女ともに新シーズンは来月12日に開幕します。
