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高校野球です。県春季大会はきのう準々決勝が行われ、ベスト4が出揃いました。今大会からDH・指名打者制度が導入され熱戦を展開しています。

球場アナウンス「3番、指名打者、山川くん!」

今月から日本の高校野球に導入され、県内でもこの春季大会から取り入れられた指名打者制度。投手に代わり打席に立つ攻撃専門の選手を指名する制度で、投手の負担軽減や、選手の出場機会が増えることが期待されています。

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

県高校野球連盟 眞榮田義光会長「ピッチャーの負担軽減は大きな意味がある。バッティングが得意な選手が出る機会が設けられたのは良かったと思う」

準々決勝・第1試合は興南対美来工科。試合が動いたのは5回。美来工科は興南のWPの間に先制します。

1点を追いかける興南は7回、2アウト・満塁で3番・指名打者「山川宗紘(やまかわ・むねひろ)」。

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

興南 山川宗紘選手「初球から強く振っていこうと心がけていた。DH(指名打者)という役割をあの場面で生かせて良かった」

初球をレフト前に運び、1点を返します。続く4番・丹羽蓮太(にわ・れんた)センターへの2点タイムリー!逆転に成功します。

興南は8回にも1点を追加、4対1で勝利し準決勝進出です。

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

興南 我喜屋優監督「(Q.DH制の導入については?)(打撃に)専念できる。合間にスイングする余裕もある。一人ひとりの選手の個性を生かすためには非常に良いことだと思う。(選手は)打つしかできないと思われないように、守備・走塁も頑張らないといけない」

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

準々決勝・第2試合は那覇対エナジック。那覇は25年ぶりの春の準々決勝です。

1回、エナジックは3番・福地楽偉門(ふくち・らいもん)のタイムリーで先制すると、4番・金城颯斗(きんじょう・はやと)。センターへの2点タイムリーでリードを広げます。

3点を追いかける那覇は2回、5番・眞喜志陽舟(まきし・ようしゅう)。右中間を破る3ベースヒットでチャンスを作ると、続く6番・大城壮斗(おおしろ・もりと)がスクイズを決め、1点を返します。

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

しかし、そのウラ。エナジックは持ち前の機動力を生かし3点を追加、那覇を引き離します。

追撃の手を緩めないエナジックは5回にも5得点をあげ、5回コールド・11対1。投打に圧倒したエナジックが準決勝進出を決めました。

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

エナジックスポーツ 玉城成琉選手「夏、沖縄尚学に勝てるように、この春、優勝できるように頑張りたい」

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

また、宜野湾市で行われた試合は名護とKBCが勝ち上がり、春のベスト4が出揃いました。準決勝は来月4日、決勝は5日の予定です。

DH制を導入した高校野球春季大会 ベスト4決まる

県内でも今大会から導入された指名打者制度。日本では今月19日の選抜高校野球大会、沖縄尚学と帝京の開幕試合で、高校野球史上初めて指名打者制が導入されました。

指名打者を使うかどうかは各チームで決めることができ、打撃が得意な投手がいる場合は制度を使わない選択もできます。

選手たちが持ち味を生かし、より躍動感のある高校野球になることを期待したいと思います。