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化学物質によるテロが発生したことを想定した訓練が本部町の沖縄美ら海水族館で行われました。

開館前の午前7時から始まった訓練には、水族館の職員や警察など、各機関から約150人が参加。

「黒潮の海」の大水槽前で不審者が化学剤を散布し複数の被害者が発生した想定で行われました。

発生直後には、館内放送で来場者への避難が呼びかけられたほか、消防隊員らが被害者を搬送し警察が実行犯の身柄を確保するまでの手順を確認しました。

玉寄剛宏本部警察署長「実際(テロが)あった場合、想定通りに動けないと思います。臨機応変に対応する課題も見えてきたのかなと思う」

沖縄美ら海水族館では、1日におよそ1万人の来場者があるということで、今後も想定できない事案が発生する可能性を考えて訓練を行っていきたいとしています。