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与那国町の上地町長が就任後初めて玉城知事と面談し、町が運営する診療所の県立化などを要望しました。

2025年12月1日に県庁を訪れたのは与那国町の上地常夫町長ら3人で、玉城知事との面談は冒頭のみ公開されました。

面談では、上地町長が与那国の医療の現状を報告。町が運営する診療所に医師や看護師を派遣している団体が2025年度で撤退する方針で、医師の確保ができなければ2026年度「無医地区」になるおそれがあるとして、上地町長は診療所の県立化を要望しました。

要望を受けた玉城知事は「次年度以降、離島の医療も含め全体的に県として見直していく」と述べ、無医地区にしないためにも関係先に医師派遣の協力を求めたということです。

玉城知事は「離島における脆弱な医療をどうさせていくかということについて、医師・看護師の確保もちろんですけども若い先生方が離島でも十分安心して医療に努めることができるように、国に要請を踏まえながら頑張ってまいりたい」と述べました。

また、上地町長は不足している役場の職員について、県職員の派遣を要望しました。