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軽油に重油や灯油を混ぜた不正な燃料が使われていないかを調べる軽油の抜き取り調査が名護市で実施されました。
この調査は軽油に灯油や重油などを混ぜた「不正軽油」の流通を防ごうと、県と警察などが毎年この時期に実施していて、11月18日沖縄自動車道の許田料金所で抜き打ち調査を実施しました。
調査はトラックなど大型車を対象に、調査員がタンクに入っている燃料をポンプで抜き取ったほか、ドライバーに給油した時期や場所などの聞き取りも行いました。
県によりますと軽油には、1リットルあたり32・1円ほどの「軽油引取税」がかけられていて、これを免れようと灯油や重油を混ぜた不正燃料を使うケースが全国で後をたたないということです。
県税事務所石川和弘広域総括「昨今、原油の価格が高騰して軽油も高くなっております」「軽油引取税は不正な軽油を使わずに正規の燃料を使うことによって環境負荷のことも考え正しく使っていただきたい」
11月18日は9台を調査しましたが、不正軽油の疑いは見つからず県は引き続き不正軽油の撲滅に努めていくとしています。
