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最新の労働力調査です。失業率は改善傾向が続いています。県統計課のまとめによりますとことし8月の就業者数は77万3千人で、前の年の同じ月に比べ1万4千人増えました。2か月ぶりの増加です。
雇用者数も67万2千人と、5千人増加しました。産業別では「卸売・小売業」「医療・福祉」「建設業」で増加が目立つ一方、「学術研究や専門サービス」「教育・学習支援業」などでは減少しています。
就業率は62.4%で、前の年の同じ月から0.9ポイント上昇。生産年齢人口の15歳から64歳に限ると77.1%と、こちらも0.5ポイント上がりました。
一方、完全失業者数は2万2千人で、2千人減少。その結果完全失業率は2.8%と、前の年から0.3ポイント改善しました。男性は3.1%と改善しましたが、女性は2.4%とわずかに上昇しました。仕事をしていない非労働力人口は44万3千人で、7千人減っています。
県内の雇用情勢は、就業者数と就業率が改善する一方、産業ごとに明暗が分かれている状況です。