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脱炭素社会実現に向けた取り組みを目指したいと、東京の建設会社が県内企業2社と再生可能エネルギーに関する契約を締結しました。契約を締結したのは、再生可能エネルギー事業などを展開する戸田建設とオリオンビールのグループ会社であるオリオンホテル、沖縄電力の3社です。
この契約は、浦添市にある戸田建設の物流倉庫に設置された太陽光パネルで発電したエネルギーを沖縄電力を介して本部町の「オリオンホテルモトブリゾート&スパ」に供給するものです。
このような供給形態は「オフサイトPPA」と呼ばれ、再生エネルギーでホテルの年間電力消費量およそ25パーセントをまなかうことができ、年間およそ1100トンの二酸化炭素排出量の削減効果が見込まれています。
会見で3社は「この取り組みが、脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩となれば」と県内初の試みに期待を述べました。オリオンホテルへの電力供給は来月から開始予定ということです。