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道路標識や道路標示などの老朽化に関するアンケート調査結果が公表され回答者の半数以上がメンテナンスが必要だと答えていたことが分かりました。

道路附属物の老朽化調査は東京都にある古河電工が道路インフラの管理とメンテナンス状況を知るために東北大学大学院と共同で全国的に行ったものです。

2024年12月の調査で、メンテナンスが必要な道路附属物を認知しているとした人が、沖縄県が最も多かったことから2025年8月、より詳細に調べようと市単位でのアンケート調査が実施されました。

県内の11の市に住む536人に行われたアンケート調査結果では回答者の半数以上が道路標識や道路標示、カーブミラーなどについてメンテナンスが必要なものを「よく見る」「たまに見る」と回答したということです。

また、市町村別ではうるま市の認知が最も多く、白線や横断歩道などの道路標示のメンテナンスが必要だと回答した人は、94%に上っています。

古河電工槙谷吉紘さん「(県や市町村に聞くと)紫外線の量が他の地域よりも多いというのがあるので、(標識や標示が)見えなくなっている・剥げているというのは、そのあたりの要因が大きいというものと」「塩害のリスクが非常に高いというところがあって、どうしても海側の(道路附属物)は非常にさびやすくなっている」

古河電工は今後調査結果を各市に共有するとともに、老朽化した道路附属物を早期に見つけて修繕するための技術を提案しながら、問題解決を図っていきたいとしています。