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沖縄の若い世代を応援しようとニューヨーク在住で、名護市出身の芸術家が地元の高校生に自転車を贈りました。
県内の高校生に自転車を贈ったのは名護市出身でニューヨークを拠点に活動する芸術家の比嘉良治さんです。
比嘉さんは60歳の時に、自転車でアメリカ大陸を横断したことを始まりに、世界各地で自転車での一人旅を続けていて、87歳の新たな冒険として四国一周1000キロの旅を6月20日から19日間かけて成し遂げました。
その後、沖縄入りした比嘉さんは名護市を訪れ、ふるさとの高校生に活用してもらいたいと長旅を共にした自転車を北部農林高校1年の比嘉蓮さんに贈りました。
芸術家比嘉良治さん「僕が四国一周するために買って、飛行機で持ってきたのぜひ高校生の優秀な人にあげたいと思って持ってきた。だから楽しんで下さい」
北部農林高校1年比嘉蓮さん「小さいころに貰ったクリスマスプレゼントをもらった気分ですね。すごい気持ちが高ぶって、だいぶうれしいです」
汗だくになりながら片道20分ほどかけて毎日歩いて学校に通っていた蓮さん。思いがけない贈り物に驚きを隠せない様子でしたが、これから始まる自転車生活に胸を膨らませているようでした。