著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

6月27日午後嘉手納基地でアメリカ軍がパラシュート降下訓練を2ヵ月ぶりに実施しました。これまで県や地元市町村が訓練に反対する中、強行した形です.

濱元記者「午後4時31分です。航空機からパラシュートをつけた隊員が次々に降りてきました」

日本とアメリカが沖縄の基地負担軽減で合意したSACO最終報告ではパラシュート降下訓練は原則、伊江島で行うことになっていますが、軍は伊江島の滑走路改修を理由に嘉手納基地での訓練を2023年12月から断続的に行なっています。

きょう午後4時半ごろ、嘉手納基地上空では、アメリカ軍の輸送機から隊員9人が次々と飛び降りパラシュートを使って次々と降下する様子が確認されました

これまで、県や基地周辺自治体の三連協が訓練の中止を求めるなか、今回の訓練は2ヵ月ぶりに強行された形です。

アメリカ軍の訓練をめぐっては、おととい、津堅島沖で航空機が海上での人員の回収訓練を行っている最中、投下したゴムボートからパラシュートが外れ、海上に落下するトラブルがあったばかりです。