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きょうはかりゆしウェアの日です。那覇市では普及を呼びかけるイベントが開かれました。

濱元晋一郎記者「会場には大人ひとりが丸々隠れられる、世界最大級23Lのかりゆしウェアが展示されています。海の生き物がデザインされていてとても涼し気です」

かりゆしウェアは県内でビジネスシーンのみならず、様々なシーンで着用されていて、年間30万枚ほど生産されています。那覇市では、古着のかりゆしウェア3着などと引き換えに、商品券や割引券が当たる抽選会が実施され、多くの人が参加して盛り上がりました。

訪れた人は「無地系のかりゆしが好きです」「なくてはならないものなので、今後ずっと着けていく、仕事柄も着るのでかりゆしウェアがずっと続けばいいと思う」「(かりゆしウェアは)派手なものやシンプルなものもあるので、人の好みにあわせて選べる良さがあるのは、普通のシャツに比べていいと思う」とコメントしました。

イベントでは、後継者不足や原材料の高騰などの課題があるなかでも、かりゆしウェアを次世代に受け継ぎ、県外・国外にも魅力を発信するよう努めていくなどと生産者らが意気込みを語りました。また、かりゆしウェアの売り上げの一部が県内の環境を守る団体に寄付されました。